心理的冬眠に関しての研究

南極隊員は冬の間「心理的冬眠」状態になる。その意外な理由とは?

【心理的冬眠】
南極隊員が、長期間にわたる暗闇、孤立、行動範囲の制限というストレスに対処するために入る状態。
・かつては怪我や死などに繋がったが、南極基地の住環境が快適になった今ではストレスから身を引き離すことが有効に作用する。

【冬期】
・問題を解決したり、自らを励ますといった積極的ストレス反応だけでなく、拒絶や憂鬱といった消極的ストレス反応も減少。

【南極】
平均気温[−51℃] 観測史上の最低気温[−85℃]
・地球上で最も乾燥。気圧や酸素濃度も極めて低い。
・さまざまな国の基地があり、そこに滞在する南極隊員がお互いに情報を交換しながら、宇宙、気象、生物などの調査を行っている。
・日本からも越冬隊と夏隊を合わせた計60〜70名ほどが、毎年派遣される。

【越冬隊】
1年を通して南極に滞在する隊員。

【夏隊】
夏の時期のみ南極に滞在する隊員。

【越冬症候群】
[winter-over syndrome]
南極隊員から報告される、気分の乱れや不安といったさまざまな症状。
・名の由来:特に真冬の間に顕著なことから。