2019年2月5日火曜日

「A3」オウム真理教の公開されていなかった事について 現在の日本の報道について考えさせられる本

[参照] A3無料公開ページ

  「A3」を無料公開でも取り上げましたが、分厚いながらも読みやすく、興味深い内容でした。

  地下鉄サリン事件については「そもそも生まれていないので知らない」という人も増えてきたのではないでしょうか。詳しくは言いませんが、私も「もしある時点での人生の選択が違っていれば」低確率で出くわしていた可能性のある事件で、全く他人事とも言えないものです。
  「今更感」こそありますが、去年(2018年)の7月に麻原彰晃の死刑が執行されたわけで、この機会に振り返ってみるのもいいかも知れません。

  ワンピースの「ホーディー・ジョーンズ」が「ネトウヨ」をそのままモデルにしているという話がありますが、同様に日本国が麻原彰晃やその娘達(やオウム信者)にした行為は、(ワンピースの)世界政府や海軍がロジャーやエース(他関係者)にした行為と重なって見えます。もちろん麻原彰晃は死刑になって当然との考えは(A3を読んだ)今も昔も変わりませんが。少なくとも日本国は麻原やその関係者に人権を与えていなかったと見ることはできそうです。

  少し前に記事で「第一次情報」の重要性を書きましたが、その情報発信源の代表とも言える大手新聞社やテレビニュースの危うい点もこの本を読むと見えてきます。人は完全に客観的になることはできませんし、「真実」も再現性がないものは自然科学のように実験や証明ができない以上、第一次情報が「そもそも間違っている」ケースや「かなり主観的なフィルターがかかっている」ケースは決して珍しいことではないということを認識しておいた方がいいかも知れません。